事業拡大に伴い、四国・九州・関西の3拠点で、短期間に多数のアルバイト・パートスタッフを採用する必要があった企業様の事例です。地方エリアでの採用や午前7時からの早朝勤務を含む募集など、採用難易度の高い条件があるなか、媒体選定・求人原稿・予算配分・選考体制を総合的に見直しました。その結果、3か月間で合計120名を採用し、すべての拠点で目標としていた充足率95%以上を達成しました。
この事例のポイント(要約)
- 3拠点(四国・九州・関西)で3か月間に合計120名を採用
- 全拠点で目標の充足率95%以上を達成(関西105%/四国98%/九州102%)
- 地方エリア・早朝勤務という採用難易度の高い条件をクリア
- 求人掲載量を増やすのではなく、KPI設計・進捗管理・選考体制まで含めて採用活動全体を設計
企業・採用情報
| 会社名 | 非公開(当社にて採用支援を継続中のため、会社名は非公開とさせていただいております) |
|---|---|
| 本社所在地 | 東京都豊島区池袋 |
| 従業員数 | 1,000名以上 |
| 事業状況 | 売上拡大に向けた成長フェーズ |
| 募集職種 | コールセンタースタッフ |
| 雇用形態 | アルバイト・パート |
| 採用エリア | 四国1拠点・九州1拠点・関西1拠点 |
| 採用期間 | 3か月間 |
| 採用人数 | 合計120名 |
| 使用媒体 | Indeed PLUS・バイトル・求人ボックス |
| 採用予算 | 採用目標の達成を最優先に設定 |
プロジェクトの目的
四国・九州・関西の3拠点において、3か月間で合計120名を採用することが求められていました。各拠点で最低95%以上の充足率を達成することが目標であり、応募数を増やすだけでなく、限られた期間内に面接・採用まで確実につなげる必要がありました。一部の募集には午前7時からの早朝勤務が含まれ、通常の時間帯より応募を集めにくい点も難易度を高める要因でした。
支援前の課題
1.短期間で大量採用を実現する必要あり
3か月という限られた期間で120名を採用する必要がありましたが、どのようなターゲットに、どのような条件や魅力を打ち出せば応募につながるのかが整理されていない状態だった。
2.地方エリアを含む3拠点すべてで採用する必要あり
関西だけでなく四国・九州の地方拠点でも採用を強化し、全拠点で充足率95%以上を達成する必要がありました。エリアによって求職者数・競合求人・応募されやすい条件が異なるため、全拠点で同じ採用方法を行うだけでは目標達成が困難でした。
3.午前7時からの早朝勤務があった
一部の勤務時間が午前7時からで、一般的なコールセンター求人より応募対象者が限られていました。通常勤務と同じ求人原稿・募集方法では、早朝勤務希望者に十分な魅力を伝えられないという課題がありました。
課題が発生していた原因
企業様には、短期間で複数拠点の大量採用を進めた経験や、早朝勤務などの特定時間帯に合わせて求人を設計するノウハウが十分に蓄積されていませんでした。大量採用では求人を掲載するだけでなく、以下を同時に整える必要があります。
- 拠点ごとの採用目標とKPI
- 求人媒体ごとの役割と予算配分
- 勤務時間帯ごとの求人原稿
- 応募後の連絡体制
- 面接枠の確保
- 週単位での進捗管理
- 数値に応じた原稿や予算の修正
今回は求人広告だけでなく、応募から面接・採用までの流れを含めて、採用活動全体を設計する必要がありました。
提案した採用方針
3拠点を一括運用するのではなく、拠点・媒体・勤務時間帯ごとに採用状況を確認できる体制を構築したうえで、次の方針を設定しました。
拠点ごとに採用目標とKPIを設定する
各拠点で必要な採用人数から逆算し、必要な応募数・面接数・採用数を設定。全体の応募数だけでなく拠点ごとの充足率を毎週確認し、採用が遅れているエリアへ優先的に対策できるようにしました。
複数媒体を使い分ける
Indeed PLUS・バイトル・求人ボックスを活用し、媒体ごとの特徴や応募状況を確認しながら予算を配分。一つの媒体に依存せず、拠点や募集条件との相性を見ながら効果の高い媒体へ予算を投下。
勤務時間帯ごとに訴求を変更する
早朝勤務を含む求人は一般的な勤務時間の求人と分けて設計。勤務時間の特徴をデメリットとして見せるのではなく、その時間帯だからこその働き方やメリットが伝わるよう原稿を見直した。
具体的な支援内容
採用目標とKPIの設計
採用担当者と打ち合わせを行い、拠点ごとの採用人数と期限を確認。採用人数から逆算して、応募数・面接設定数・面接実施数・採用数などのKPIを設定。
週単位での進捗確認
限られた期間で目標を達成するため、週ごとに採用状況を確認。応募数や採用数だけでなく、面接設定率や拠点別の充足状況を確認し、課題が見つかった場合は早い段階で施策を修正。
タスク管理と役割分担の明確化
採用担当者・拠点担当者・求人媒体の担当者それぞれの役割を整理し、誰が・何を・いつまでに行うのかを明確化。タスクを可視化し、スピード感を持って進められる体制を整えました。
応募後の対応体制を整備
連絡が遅れると面接辞退や他社流出につながるため、応募者への連絡担当者や対応方法を整理し、応募後すぐに選考へ進められる体制を構築しました。
面接を優先できる体制づくり
各拠点の担当者と採用目標を共有し、応募が入った際は面接日程の確保を優先する方針に合意。現場側にも採用活動の優先度を理解してもらうことで、応募者を確実に面接へつなげた。
媒体と予算配分の継続的な見直し
各媒体の応募数や採用状況を確認し、効果が高い媒体・拠点へ予算を配分。応募が少ない場合は原稿や掲載条件を修正し、応募は多いが採用につながらない場合はターゲットや選考フローを見直し。
支援の流れ(戦略設計→実行→分析→修正を週単位で反復)
1.戦略設計
拠点ごとの採用人数を確認し、KPIを設定。採用ターゲットを整理し、媒体を選定、予算配分を決定、勤務時間帯ごとの訴求を設計しました。
2.実行
求人原稿を作成・掲載し、媒体ごとに予算を投下。応募者対応体制を整備し、面接枠を確保しながら、各拠点と進捗を共有。
3.分析
応募数・面接設定率・面接実施数・採用数・拠点別の充足率を確認し、媒体別の成果を比較。
4.修正
求人原稿の訴求変更、媒体ごとの予算調整、採用が遅れている拠点の優先、応募後の対応方法の改善、面接体制の見直しを実施。このサイクルを週単位で繰り返し、採用状況の変化に合わせて施策を調整。
支援後の成果
適切な媒体選定と予算投下、求人原稿の改善、応募後の対応体制の整備を行った結果、3か月間で合計120名の採用を実現。各拠点でも目標の充足率95%以上を達成しました。
| 採用拠点 | 目標に対する充足率 |
|---|---|
| 関西拠点 | 105% |
| 四国拠点 | 98% |
| 九州拠点 | 102% |
今回の支援のポイント
今回の採用成功は、求人広告の掲載量を増やしただけで実現したものではありません。以下を同時に進めたことが、短期間での大量採用につながりました。
- 採用人数から逆算したKPIの設定
- 拠点ごとの進捗管理
- 勤務時間帯に合わせた求人設計
- 複数媒体の使い分け
- 効果に応じた予算配分
- 応募後の連絡体制の整備
- 各拠点における面接の優先度向上
- 週単位での分析と改善
大量採用では、応募を集める施策だけでなく、応募者を面接・採用までつなげる社内体制の整備も重要です。採用市場や媒体の状況に合わせて施策を柔軟に修正しながら、企業様と各拠点が共通の目標に向かって採用活動を進められたことが、今回の大きな成功要因となりました。
短期間での大量採用にお悩みの企業様へ
弊社でっxは、求人広告の選定や原稿作成だけでなく、採用目標の設定・KPI管理・予算配分・選考体制の見直しまで、採用活動全体を支援しています。以下のようなお悩みをお持ちの企業様は、ぜひご相談ください。
- 短期間で多数の人材を採用する必要がある
- 複数の拠点や店舗で同時に採用したい
- 地方エリアで応募が集まらない
- 早朝や夜間など、特定の勤務時間帯で採用したい
- 求人広告に費用をかけているが採用につながらない
- 応募後の面接率や採用率を改善したい
- 社内に大量採用のノウハウがない
企業様の採用状況を整理し、目標達成に必要な採用戦略と改善策をご提案します。
