採用支援というと、「求人を出してもまったく採用できない会社が利用するサービス」というイメージを持たれることがあります。
しかし、弊社にご相談いただく企業を見ると、必ずしも採用活動そのものが止まっているわけではありません。
すでに求人媒体を利用していたり、社内で応募者対応や面接を行っていたりしながら、
「今の採用方法が正しいのか判断できない」
「採用を任されたものの、何から改善すればいいか分からない」
「採用担当者がおらず、総務や管理部門が兼任している」
といった状況からご相談いただくケースが多くあります。
また、採用活動全体を外部に任せたい企業だけではなく、Indeed PLUSの運用や面接など、課題となっている一部分だけをご依頼いただく企業もあります。
今回は、現在の支援内容の割合や企業側の窓口となる方、ネオストナルが実際に行っている支援内容をもとに、「どのような企業が、どのタイミングで採用支援を利用しているのか」をご紹介します。
ネオストナルの顧客は、どのような支援を利用しているのか
現在のネオストナルの顧客を支援内容別に分けると、以下のような割合になっています。
| 支援内容 | 割合 |
|---|---|
| 採用戦略〜媒体選定・伴走支援まで | 40% |
| 採用戦略〜採用活動の全工程 | 25% |
| Indeed PLUSの運用のみ | 20% |
| 面接に関する支援のみ | 10% |
| 採用に関する相談のみ | 5% |
最も多いのは、採用戦略を整理したうえで、採用手法や媒体を選定し、その後の数値を見ながら改善を続けていく支援です。
例えば、
「今年10名採用したいが、何から始めればいいか分からない」
「Indeedを使っているが、応募がなかなか増えない」
「複数の採用サービスを提案されているが、何を選ぶべきか判断できない」
といった状態です。
こうした企業に対して、いきなり求人広告を提案することはありません。
まず、いつまでに、どの職種を、何人、どんな人を採用するのかを整理します。
そのうえで、求める人物像、採用条件、予算、これまでの採用実績などを確認し、「どの手段を使うことが最も採用成功につながりやすいか」を考えていきます。
一方、25%は採用戦略から求人募集、応募後の選考、面接など、採用活動全体をご支援しています。
社内に採用経験者がいない企業や、これまで担当者ごとに採用方法が異なっていた企業などは、一部分だけを改善するのではなく、採用全体の流れから整理することがあります。
反対に、採用活動全体を見直す必要がない企業もあります。
20%はIndeed PLUSの運用のみ、10%は面接に関する支援のみです。
「採用計画はできているため、Indeed PLUSの運用だけ改善したい」
「応募数は足りているが、面接から採用につながらない」
というように、課題が明確な場合は必要な部分だけをご支援しています。
ご相談いただくのは人事・採用責任者だけではありません

採用に関するサービスのため、窓口として多いのは人事責任者や採用責任者です。
しかし、中小・中堅企業では必ずしも採用専任の担当者がいるわけではありません。
実際には、
- 人事責任者・採用責任者
- 総務部長・管理部長
- 経営企画
- 管理本部長
などの方が窓口になることがあります。
特にご相談につながりやすいのが、新しく採用を任されたタイミングです。
例えば、社長から「今後は採用も見てほしい」と言われたものの、これまで採用を専門に担当してきたわけではないケースです。
求人媒体への掲載方法は分かっても、
どの職種から採用すべきなのか。
採用予算をいくら設定するのか。
どの採用手法を選ぶのか。
応募から採用まで、どの数字を見るべきなのか。
成果が悪ければ何を変更すべきなのか。
まで判断するのは簡単ではありません。
その結果、「採用責任者になったが、何から改善すればいいか分からない」という状態になります。
こうしたタイミングで、採用活動を一度整理するためにご相談いただくことがあります。
「総務が採用も兼任している」企業からの相談
もう一つ多いのが、社内に採用専任担当者がおらず、総務や管理部門が採用も担当している企業です。
中小企業では、総務、労務、人事、採用を同じ担当者や部署が担っていることがあります。
求人を掲載し、応募者へ連絡し、面接の日程を調整するところまでは対応できても、その後の改善まで手が回らないケースがあります。
例えば、
「なぜ応募数が少ないのか」
「どの媒体から採用できているのか」
「一人を採用するためにいくら使っているのか」
「求人原稿のどこを変えればいいのか」
「応募後のどこで候補者が離脱しているのか」
といった分析まで行うには、時間だけではなく採用に関する知識も必要になります。
ネオストナルへのご相談で多いのは、単純に「忙しいから全部やってほしい」という企業だけではありません。
むしろ、「忙しい。しかも、どう改善したらいいか分からない」という企業です。
採用業務そのものは社内で行えているものの、採用を良くしていくための判断や改善に困っている企業と、弊社の支援は特に相性があります。
ネオストナルが行うのは「媒体を売ること」ではありません

ネオストナルでは、最初から特定の求人媒体を使うことを前提に採用支援を行っていません。
大切にしているのは、「どの媒体を使うか」ではなく、「今回採用したい人材を採るために、どの手段が最も適しているか」を考えることです。
例えば、採用したい人材や職種によっては、Indeed PLUSが合うこともあります。
一方で、人材紹介の方が合うケース、新卒採用を強化した方がよいケース、SNSを活用した方がよいケース、外国人採用を検討した方がよいケースもあります。
そのため弊社では、自社だけで選択肢を完結させるのではなく、外部の専門会社とも連携しています。
提携先には、
- 外国人採用に対応する機関
- 技能実習生や留学生など外国人材に関する支援会社
- 人材紹介会社
- ATSなど採用管理システムを提供する会社
- 新卒採用に強い会社
- SNS採用・SNS運用を支援する会社
などがあります。
採用課題によって使うべき手段は変わります。
「求人広告を売る会社だから求人広告を提案する」という発想ではなく、まず採用したい人材と現在の課題を見て、必要であれば外部の専門サービスも含めて選択肢を検討します。
求人広告代理店にもさまざまな会社がありますが、ビジネスモデル上、取り扱っている媒体や契約条件、収益構造によって提案できる選択肢が限られる場合があります。
ネオストナルは特定の媒体を販売すること自体を目的としていないため、媒体ありきではなく、その企業にとって必要な採用手段から考えられることを強みとしています。
他の採用支援との違いは「企業の中に採用力を残すこと」

もう一つ、ネオストナルが重視しているのが、支援終了後の状態です。
採用支援には、求人掲載、応募者対応、面接調整などの実務を外部会社が代行するサービスもあります。
もちろん、採用業務そのものを代行してほしいというご要望があれば、内容に応じて対応することも可能です。
しかし、弊社が基本としているのは、「外部会社がいなければ採用活動が回らない状態」を作ることではありません。
目指しているのは、「企業自身が採用について判断し、改善できる状態」です。
例えば、
採用人数をどのように決めるか。
媒体をどう比較するか。
応募数が減ったときに何を見るか。
面接率が低い場合にどこを確認するか。
採用単価をどう把握するか。
担当者が変わった場合でも、どのように採用を進めるか。
こうした判断基準を社内に残していきます。
担当者個人の経験や感覚だけに頼るのではなく、採用計画やKPI、運用方法を整理することで、「誰が担当しても一定の基準で採用活動を進められる状態」をつくることが目的です。
外部に依存し続けない採用体制をつくる
外部の採用会社に任せれば、一時的に採用業務が楽になることはあります。
一方で、外部会社へすべてを任せ続けると、
「なぜこの媒体を使っているのか分からない」
「担当会社を変更したら採用が止まる」
「社内に過去の採用ノウハウが残っていない」
という状態になる可能性があります。
ネオストナルでは、採用支援を行いながら、企業内部の採用体制そのものを強くしていくことを重視しています。
採用の考え方、媒体選定の基準、求人改善の方法、数値の見方、面接方法などを社内に蓄積する。
それによって、外部支援を利用した時間や費用が、一時的な成果だけではなく、今後の採用活動にも使える「企業の資産」として残っていきます。
どのようなタイミングで相談すればいいのか
採用支援を利用するタイミングは、「何か月求人を出しても一人も採用できない」ときだけではありません。
例えば、
- 「採用責任者になったが、進め方が分からない」
- 「総務が採用を兼任しており、改善まで手が回らない」
- 「毎年求人広告を出しているが、費用対効果を把握できていない」
- 「Indeed PLUSを使っているが、運用を改善したい」
- 「応募は来るが、面接や採用につながらない」
- 「どの採用サービスを使うべきなのか判断できない」
- 「これから採用人数が増えるため、採用体制を整えたい」
といったタイミングでもご相談いただけます。
ネオストナルでは、採用戦略から全体を整理する支援もあれば、Indeed PLUS、面接など必要な部分だけをご支援することもあります。
特に相性が良いのは、
「採用を自社で進めていきたいが、判断できる人がいない」
「担当者はいるが、改善方法が分からない」
「どの採用手段を選べばよいのか分からない」
「将来的には社内だけでも採用を改善できる状態にしたい」
という企業です。
採用支援を利用するかどうかを決めてから相談する必要はありません。
「今の採用活動のどこに問題があるのか分からない」という段階であれば、まず現状を整理し、どこから改善すべきなのかを明確にするところから始めることができます。
採用活動を外部へ任せ続けるのではなく、自社に採用の知識と仕組みを残し、必要な人材を継続的に採用できる企業をつくる。
それが、ネオストナルが採用支援を通じて目指している状態です。
採用の進め方や、どの手段が自社に合うのかでお悩みの企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。
元求人広告代理店の目線で、採用戦略の整理から媒体選定、運用改善まで一緒に考えていければと思います。
