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公開日:2026.08.09 更新日:2026.08.14 [面接]

面接前日の連絡で辞退率は変わる?求職者を安心させる案内の作り方

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面接日程を決めたのに当日来ない」
「前日までは連絡が取れていたのに、当日キャンセルされる」
「面接前日にどんな連絡をすればいいのか分からない」

採用活動では、面接日程が決まってから面接当日までのフォローが重要です。

企業側からすると、日程が決まれば「面接に来るだろう」と考えがちです。しかし、求職者は面接当日まで迷っています。他社の選考が進んだり、会社情報を調べて不安になったり、当日の持ち物や服装が分からず面倒に感じたりすることがあります。

面接前日の連絡は、単なるリマインドではありません。求職者の不安を減らし、面接に行く理由を再確認してもらうための大切な接点です。

この記事では、面接前日の連絡で辞退率は変わるのか、求職者を安心させる案内の作り方についてお伝えします。

面接前日・当日の辞退は企業にとって大きな課題

エン・ジャパンの企業向け調査では、選考辞退が発生した企業のうち「面接前日・当日のドタキャン辞退」が発生した企業は52%でした(※1)。また、そのドタキャン辞退について83%の企業が「連絡はなかった」と回答しています。

この数字を見ると、面接前日・当日の辞退は多くの企業が直面している課題だと分かります。

面接官の時間を空けていたのに来ない。
現場責任者の予定を調整していたのに無駄になる。
他の候補者を入れられた時間が空いてしまう。
採用活動全体のスケジュールが遅れる。

こうした影響を考えると、面接前日の連絡は軽視できません。

面接前日の連絡が大切な理由

面接前日の連絡が大切な理由は、求職者の不安と忘れを防げるからです。

求職者は、複数の企業とやり取りしていることがあります。面接日程がいくつか重なっていたり、仕事や家庭の予定が入ったりして、面接の優先順位が変わることもあります。

また、面接前日になって急に不安になる人もいます。

本当に自分に合う会社なのか。
どんな面接官なのか。
服装はこれでいいのか。
履歴書は必要なのか。
場所は分かりやすいのか。
面接で何を聞かれるのか。

この不安を放置すると、面接辞退につながることがあります。

前日の連絡で当日の流れを分かりやすく伝えることで、求職者は安心して面接に向かいやすくなります。

前日連絡で伝えるべき内容

面接前日の連絡では、以下の内容を伝えるとよいです。

面接日時。
面接場所。
担当者名。
所要時間。
持ち物。
服装。
到着後の受付方法。
駐車場や最寄り駅。
緊急時の連絡先。
当日話す内容。
会社情報や採用ページのURL。

これらを入れることで、求職者は当日何をすればよいか分かります。

特に中小企業の場合、建物の入口が分かりにくい、駐車場の場所が分かりにくい、受付がない、現場事務所での面接などもあります。その場合は、写真や具体的な案内があると親切です。

面接前日の案内で避けるべきこと

面接前日の連絡では、単に「明日よろしくお願いします」だけで終わらせない方がよいです。

もちろん、何も連絡しないよりは良いです。ただ、求職者が不安に感じる情報が抜けていると、十分なフォローにはなりません。

また、圧をかけるような文面も避けた方がいいです。

「必ず来てください」
「無断キャンセルはやめてください」
「辞退する場合は必ず連絡してください」

気持ちは分かりますが、これだけだと求職者には冷たく見えます。

大切なのは、来ることを強制するのではなく、安心して来てもらうことです。辞退連絡が必要な場合も、「ご都合が悪くなった場合は、お手数ですがこちらまでご連絡ください」と柔らかく伝える方が印象は良くなります。

面接前日メールの例文

以下は、面接前日に送る案内文の例です。

件名:明日の面接についてのご案内

〇〇様

この度は弊社求人にご応募いただきありがとうございます。
明日の面接について、改めてご案内いたします。

日時:〇月〇日 〇時
場所:〇〇県〇〇市〇〇
担当:〇〇
所要時間:約30分
持ち物:履歴書、筆記用具
服装:私服で問題ございません

当日は、仕事内容や働き方についても詳しくご説明いたします。
場所が分かりにくい場合や、到着が遅れそうな場合は、下記までお気軽にご連絡ください。

電話番号:〇〇
担当:〇〇

明日お会いできることを楽しみにしております。
どうぞよろしくお願いいたします。

このように、面接情報だけでなく「当日は仕事内容や働き方についても説明する」と入れると、求職者の不安を少し減らせます。

面接前フォローのチェック表

項目入れるべき内容目的
日時面接日・開始時間予定の再確認
場所住所・地図・駐車場迷う不安を減らす
担当者面接官名・役職誰と会うか分かる安心感
持ち物履歴書・職務経歴書など準備不足を防ぐ
服装私服可・スーツなど迷いを減らす
所要時間30分、60分など予定を立てやすくする
当日の内容仕事内容説明、質疑応答面接への不安を減らす
緊急連絡先電話番号・担当者遅刻や辞退連絡をしやすくする

面接前日の連絡は、テンプレートでも問題ありません。ただし、冷たい事務連絡にならないように、求職者目線の情報を入れることが大切です。

面接前日の連絡はSMSやメールも活用する

電話だけで前日確認をしようとすると、求職者が出られないことがあります。

仕事中、移動中、家庭の都合などで電話に出られない人もいます。そのため、メールやSMSも活用した方がよいです。

特にアルバイト・パート採用や若手層では、電話よりもテキストで確認できる方が負担が少ないケースもあります。

前日連絡は、相手が確認しやすい手段で送ることが大切です。

元求人広告代理店の目線で見る実務ポイント

求人広告代理店時代に見てきた中で、面接実施率高い会社は、応募後から面接前日までの対応が丁寧でした。

応募後すぐに連絡する。
面接候補日を複数出す。
日程確定後に詳細案内を送る。
前日にリマインドを送る。
当日迷わないように場所や持ち物を伝える。

一つひとつは小さな対応です。ただ、この積み重ねが求職者の安心感につながります。

逆に、日程だけ決めてあとは何も連絡しない会社は、面接前に温度感が下がりやすいです。

前日連絡で伝える内容一覧(日時・場所・担当者・持ち物・服装・所要時間・当日の流れ・緊急連絡先)

まとめ

面接前日の連絡は、辞退率や面接実施率に影響します。

面接前日・当日の辞退は多くの企業で起きています。だからこそ、面接前の連絡を単なる確認ではなく、求職者の不安を減らすフォローとして考えることが大切です。

面接日時、場所、担当者、持ち物、服装、所要時間、緊急連絡先、当日の流れ。こうした情報を丁寧に伝えるだけで、求職者は安心しやすくなります。

面接日程は決まるのに当日来ない、面接前日のフォローを整えたい企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。
元求人広告代理店の目線で、応募後対応・面接前フォロー・面接実施率改善まで一緒に整理していければと思います。

参考データ

この記事を書いた人

宮原健太

宮原健太

役職:代表取締役

経験:約4年間、求人広告代理店にて営業・広告運用・制作業務、および採用RPO・BPO業務に従事。大手〜中小企業など幅広く100社ほどの企業の採用を担当

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