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公開日:2026.08.08 更新日:2026.08.14 [面接]

求職者が面接に行くか迷う理由|面接前に企業ができるフォロー

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面接日程は決まったのに、当日来ない」
「面接前に辞退の連絡が入る」
「応募者が面接に行くかどうか迷っている理由が分からない」

採用活動では、面接日程が決まっても安心はできません。求職者は、面接日までの間にも迷っています。

本当にこの会社でいいのか。
仕事内容は自分に合うのか。
面接に行く価値があるのか。
他社の選考を優先した方がいいのではないか。
会社の雰囲気は大丈夫か。
面接で嫌な思いをしないか。

企業側からすると、面接日程が決まった時点で「面接に来るもの」と考えがちです。しかし、求職者の中ではまだ比較検討が続いています。

この記事では、求職者が面接に行くか迷う理由と、面接前に企業ができるフォローについてお伝えします。

面接日程が決まっても求職者の気持ちは確定していない

面接日程が決まった後でも、求職者の気持ちは変わります。

エン・ジャパンの企業向け調査では、選考辞退が発生した企業に辞退のタイミングを聞いたところ、「書類選考通過者による面接前の辞退」が60%で最多でした(※1)。また、「面接前日・当日のドタキャン辞退」が発生した企業のうち、83%が「連絡はなかった」と回答しています。

この結果からも、面接前の辞退や当日の無断キャンセルは、企業にとって大きな課題であることが分かります。

面接日程を決めることはゴールではありません。面接日まで求職者の温度感を維持することが必要です。

迷う理由1:仕事内容への不安が残っている

求職者が面接に行くか迷う理由の一つは、仕事内容への不安です。

求人票に応募したものの、後から見返すと仕事内容がよく分からない。自分にできるか不安。未経験歓迎と書いてあるが、本当に教えてもらえるのか分からない。実際には思ったより大変なのではないか。

このような不安があると、面接前に迷いが生まれます。

特に未経験者やブランクがある人、アルバイト・パート希望者は、「自分にもできるか」を気にします。面接前に仕事内容を少し補足するだけでも、不安は減らせます。

たとえば、面接案内メールに「当日は仕事内容や1日の流れも詳しくご説明します」と書くだけでも、求職者は安心しやすくなります。

迷う理由2:会社情報が少ない

求職者は、面接前に会社情報を確認します。

ホームページがあるか。
採用ページがあるか。
どんな事業をしている会社か。
職場の写真はあるか。
口コミはどうか。
Googleマップで場所は分かりやすいか。

会社情報が少ないと、面接に行く不安が大きくなります。

面接に行くということは、求職者にとって時間と労力を使う行動です。交通費もかかりますし、現職中であれば予定を調整する必要があります。そのため、「よく分からない会社」には行きにくくなります。

中小企業こそ、面接前に会社の情報を渡すことが大切です。

迷う理由3:日程や場所が負担に感じる

面接日程が決まっていても、求職者が負担に感じていることがあります。

時間帯が合わない。
仕事終わりに行くには厳しい。
場所が分かりにくい。
駐車場があるか分からない。
交通費がかかる。
面接時間がどのくらいか分からない。

こうした小さな不安が積み重なると、面接に行く気持ちは下がります。

企業側は、面接案内の時点でできるだけ具体的に伝えるべきです。面接場所、所要時間、駐車場、服装、持ち物、到着後の受付方法などを伝えることで、面接に行くハードルを下げられます。

迷う理由4:他社と比較している

求職者は、他社の面接や選考状況とも比較しています。

他社の面接が先に進んでいる。
他社の条件が良さそう。
他社の担当者の対応が丁寧。
他社の方が面接案内が分かりやすい。
他社から内定が出そう。

この状態で、企業側のフォローが弱いと、面接前に辞退される可能性があります。

採用は、企業が求職者を選ぶだけではありません。求職者も企業を選んでいます。

面接前のフォローは、求職者から選ばれるための接点です。

面接前に企業ができるフォロー

面接実施率を高めるために、企業ができるフォローを整理すると以下のようになります。

面接前の不安企業ができるフォロー
仕事内容が不安当日詳しく説明する内容を事前に伝える
会社が不安採用ページや会社HPのURLを送る
場所が不安地図、駐車場、入口、受付方法を案内する
服装が不安私服でよいか、スーツが必要かを明記する
持ち物が不安履歴書、職務経歴書、筆記用具などを明記する
面接内容が不安面接時間、担当者、当日の流れを伝える
志望度が低い会社の魅力や働くメリットを簡単に伝える

面接前フォローは、難しいことではありません。求職者が不安に思いそうなことを、先回りして伝えるだけです。

面接前フォローで大切な考え方

面接前フォローで大切なのは、求職者に「来てください」と押し込むことではありません。

安心して面接に来てもらうことです。

面接は、企業が求職者を見極める場であると同時に、求職者が会社を見極める場でもあります。求職者が不安な状態で面接に来ると、会社の魅力も伝わりにくくなります。

逆に、面接前に不安が減っていれば、当日も前向きに話を聞いてもらいやすくなります。

元求人広告代理店の目線で見る改善ポイント

求人広告代理店時代に感じていたのは、面接前のフォローをしている会社としていない会社で、面接実施率に差が出るということです。

応募後に日程だけ送って終わりの会社。
面接前に会社情報や当日の流れまで丁寧に送る会社。

この2社では、求職者の安心感が違います。

特に中小企業では、会社名の知名度が高くないことも多いです。だからこそ、面接前に「どんな会社なのか」「どんな人が面接するのか」「当日何を話すのか」を伝えることが大切です。

面接前に企業ができるフォローをまとめた図

まとめ

求職者が面接に行くか迷う理由は、いくつもあります。

仕事内容への不安。
会社情報の少なさ。
日程や場所の負担。
他社選考との比較。
面接内容が分からない不安。

面接日程が決まったからといって、求職者の気持ちが確定したわけではありません。

面接前に企業ができることは、求職者の不安を減らすことです。会社情報を送る、当日の流れを伝える、場所や持ち物を明確にする、仕事内容を説明する時間があることを伝える。こうした小さなフォローが面接実施率を変えます。

面接日程は決まるのに当日来ない、面接前辞退が多いと悩んでいる企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。
元求人広告代理店の目線で、応募後対応・面接前フォロー・面接設計まで一緒に整理していければと思います。

参考データ

この記事を書いた人

宮原健太

宮原健太

役職:代表取締役

経験:約4年間、求人広告代理店にて営業・広告運用・制作業務、および採用RPO・BPO業務に従事。大手〜中小企業など幅広く100社ほどの企業の採用を担当

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