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公開日:2026.08.20 更新日:2026.11.03 [採用]

フリーターが長く働く会社を選ぶ理由|シフト・収入・人間関係の見せ方

本記事のテーマに関連するサービスとして、株式会社ネオストナルでは採用支援サービスを提供しています。

「フリーターを採用しても、なかなか定着しない」
「長く働けるアルバイトを採用したい」
「フリーター層に応募してもらうには、何を伝えればいいのか」

アルバイト・パート採用の中でも、フリーター層は重要な採用ターゲットです。

学生よりも勤務時間を確保しやすく、主婦・主夫層よりも時間帯の幅が広い場合もあります。飲食、コールセンター、小売、物流、介護、警備、清掃など、多くの業種でフリーター層は貴重な戦力になります。

ただ、フリーター層に長く働いてもらうには、単に「フリーター歓迎」と書くだけでは足りません。

フリーターは、次のようなことを見ています。

安定してシフトに入れるか。
月収の目安は分かるか。
人間関係は良さそうか。
長く働いても評価されるか。
正社員登用はあるか。
将来のキャリアにつながるか。
急にシフトを減らされないか。
自分の生活リズムに合うか。

このあたりが見えないと、応募も定着も難しくなります。

マイナビの「アルバイトの退職実態とアルムナイ採用に関する調査」では、フリーターの退職理由として、20〜30代では「何も言わずに突然退職する」が24.4%、40代以上では「給与・待遇への不満」が23.0%で最も高かったとされています(※1)。属性によって退職理由が違うため、フリーター採用では年齢や生活背景に合わせた情報提供が必要です。

フリーターは「収入の安定」を見ている

フリーター層にとって、シフトと収入は生活に直結します。

時給が高くても、週に数日しか入れなければ生活は安定しません。逆に時給が相場並みでも、安定してシフトに入れる、月収の見込みが立つ、社会保険の加入ができるなどの情報があれば、応募しやすくなります。

求人では、時給だけでなく月収例を出すことが大切です。

週5日、1日8時間で働いた場合。
週4日、1日6時間で働いた場合。
夕方から夜まで働いた場合。
深夜帯を含む場合。
社会保険に加入できる働き方の場合。

このように複数のパターンを出すと、求職者は自分の生活と照らし合わせて判断できます。

「稼げます」ではなく、「どのくらい働くと、どのくらいの収入になるか」を見せることが重要です。

シフトの安定性も重要

フリーター採用では、シフトの自由度だけでなく、シフトの安定性も見られています。

アルバイト求人では「シフト自由」と書くことが多いですが、フリーターにとっては、自由すぎることが不安になる場合もあります。

希望した分だけ入れるのか。
急にシフトを減らされないか。
長時間勤務は可能か。
固定シフトに近い働き方はできるか。
曜日や時間帯の希望は出せるか。

このような情報を明確にすることが大切です。

たとえば、「週4〜5日で安定して働きたい方も歓迎」「フルタイム勤務も相談可能」「月収例〇万円」などと書くと、フリーター層に伝わりやすくなります。

給与以外に応募を左右する要素は『求職者は給与だけで仕事を選んでいない|応募を左右する条件以外の要素』で詳しく解説しています。

人間関係が定着に大きく影響する

フリーターが長く働くかどうかは、人間関係にも大きく左右されます。

アルバイト先でのストレスは、仕事内容だけではありません。

社員の態度。
店長や責任者との相性。
シフトの相談のしやすさ。
同僚との関係。
忙しい時の空気。
ミスをした時のフォロー。

こうした部分が働き続ける理由にも、辞める理由にもなります。

マイナビバイト公式メディアのナレビでは、「フリーターの意識・就労実態調査(2025年)」をもとに、6割以上のフリーターが現在のアルバイト先で「長く働きたい」と思っていること、また定着にはやりがい・満足度・ストレス・人間関係・収入の妥当性などが関わると整理しています(※2)。

フリーター層は、ただ短期で働きたい人ばかりではありません。長く働ける職場を探している人もいます。

だからこそ、職場の人間関係や働きやすさを伝えることが大切です。

フリーターが見ているポイント

フリーターが長く働く会社を選ぶ時に見ているポイントを整理すると、以下のようになります。

見ているポイント求職者の心理企業が伝えるべき情報
収入生活できるか月収例、昇給、手当、社会保険
シフト安定して働けるか週日数、勤務時間、固定シフト可否
人間関係長く続けられる職場か職場人数、年齢層、責任者の雰囲気
評価頑張りが認められるか昇給、リーダー登用、評価基準
キャリア将来につながるか正社員登用、スキル、経験
仕事内容自分に合うか具体的な業務、忙しい時間帯
安心感雑に扱われないか教育体制、相談先、フォロー

フリーター採用では、応募数だけでなく、定着まで考えた情報設計が必要です。

正社員登用は「ある」だけでは弱い

フリーター向け求人では、「正社員登用あり」と書くことがあります。

ただ、これも具体性がないと伝わりません。

過去に登用実績はあるのか。
どのくらいの期間で登用されるのか。
何を評価されるのか。
本人の希望制なのか。
社員になると仕事内容や給与はどう変わるのか。

ここが分からないと、求職者は「本当に登用されるのか」と不安になります。

正社員登用を打ち出す場合は、制度の有無だけでなく、実績や流れを伝えることが大切です。

定着まで考える採用設計は『採用成功は入社では終わらない|定着まで考える採用設計』で詳しく解説しています。

中小企業がフリーター層に選ばれるために

中小企業は、大手チェーンと比べてブランド力で劣ることがあります。

ただ、中小企業だからこそ、フリーター層に伝えられる魅力もあります。

責任者との距離が近い。
シフトの相談がしやすい。
長く働くほど任せてもらえる。
正社員登用や役割拡大の相談がしやすい。
人柄や頑張りを見てもらいやすい。
職場の雰囲気が分かりやすい。

このような点は、フリーター層にとって安心材料になります。

大切なのは、便利な労働力として見るのではなく、長く働く人としてどう受け入れるかを伝えることです。

フリーターが応募前に見ているポイント 安心して長く働ける情報が応募と定着につながる

経験者が転職先を選ぶ時に見ていることは『経験者が転職先を選ぶ時に見ていること|仕事内容・裁量・評価制度の重要性』で詳しく解説しています。

「採用コンテンツ制作」だけでなく、採用活動全体を見直したい場合は 採用強化プロジェクト をご覧ください。

まとめ

フリーターが長く働く会社を選ぶ理由は、時給だけではありません。

安定したシフト。
月収の見通し。
人間関係。
評価や昇給。
正社員登用。
相談しやすさ。
長く働ける安心感。

これらが見える会社は、フリーター層から応募されやすく、定着もしやすくなります。

「フリーター歓迎」と書くだけではなく、どのくらい働けるのか、どのくらい稼げるのか、長く働くと何があるのかを具体的に伝えることが大切です。

フリーター層からの応募を増やしたい、アルバイトの定着率を高めたい企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。
元求人広告代理店の目線で、フリーターに選ばれる求人設計を一緒に整理していければと思います。

参考データ

この記事を書いた人

宮原健太

宮原健太

役職:代表取締役

経験:約4年間、求人広告代理店にて営業・広告運用・制作業務、および採用RPO・BPO業務に従事。大手〜中小企業など幅広く100社ほどの企業の採用を担当

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