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公開日:2026.09.26 更新日:2026.11.03 [採用コンサル]

採用代行と採用コンサルの違い|人事責任者が依頼前に整理すべきこと

本記事のテーマに関連するサービスとして、株式会社ネオストナルでは採用支援サービスを提供しています。

採用支援を検討するとき、似た言葉が多くて分かりにくいと感じる会社は多いです。

採用代行。
RPO。
採用コンサル。
求人広告代理店。
人材紹介。
スカウト代行。

どれも採用に関わるサービスですが、役割は違います。

特に混同されやすいのが、採用代行と採用コンサルです。

簡単に言うと、採用代行は採用業務の実務を代わりに行う支援です。採用コンサルは、採用課題を整理し、採用活動の設計や改善を支援するものです。

ただし、実際のサービス内容は会社によってかなり幅があります。だからこそ、依頼前に「何を任せたいのか」を整理する必要があります。

採用代行とは何か

採用代行は、採用業務の一部または全部を外部に依頼する方法です。

たとえば、

求人媒体の管理。
応募者への連絡。
面接日程調整。
スカウト送信。
応募者管理。
合否連絡。
採用レポート作成。

このような実務を代行することが多いです。

採用担当者が少ない会社、応募対応が追いつかない会社、スカウト送信など工数の大きい業務を外に出したい会社には合いやすい支援です。

一方で、採用代行に依頼しても、採用基準が曖昧なままだと成果は出にくくなります。実務を代行してもらっても、誰を採るのか、どの条件で勝負するのか、何を改善するのかが決まっていなければ、採用活動は迷います。

採用コンサルとは何か

採用コンサルは、採用活動の設計や改善を支援するものです。

採用計画。
採用ターゲット。
採用要件。
媒体選定。
求人原稿改善。
採用KPI設計。
面接フロー。
評価基準。
内定辞退対策。
採用広報。

このような部分を整理します。

採用コンサルは、実務をすべて代わりに行うというより、会社の採用活動がうまく回るように設計する役割が強いです。

たとえば、応募が来ない原因を媒体だけでなく、採用要件、求人原稿、条件、応募後対応、面接、内定後フォローまで分解して見ます。

違いを表で整理する

採用代行と採用コンサルの違いは、次のように整理できます。

項目採用代行採用コンサル
主な役割採用業務の実行採用課題の整理・設計
向いている課題工数不足、対応漏れ、運用負担戦略不明、採用基準のズレ、成果改善
具体業務応募対応、日程調整、スカウト送信KPI設計、要件定義、媒体選定、面接改善
成果の見方業務量、対応速度、運用効率採用プロセス改善、歩留まり、内製化
注意点丸投げすると社内にノウハウが残りにくい実務実行者がいないと改善が進みにくい

どちらが良い悪いではありません。

会社の課題によって、選ぶべき支援が変わります。

RPO・BPOを含めた違いは『採用支援/コンサルとRPO・BPOの違い』で詳しく解説しています。

依頼前に整理すべきこと

採用代行か採用コンサルかを選ぶ前に、まず自社の課題を整理します。

応募が足りないのか。
応募後対応が追いつかないのか。
面接設定率が低いのか。
採用基準が決まっていないのか。
現場との認識がズレているのか。
媒体選定に迷っているのか。
月次レポートが作れないのか。
内定辞退が多いのか。

工数が足りないなら採用代行が合うことがあります。
設計が弱いなら採用コンサルが合うことがあります。
両方必要な会社もあります。

ただ、依頼前にここを整理しないと、「思っていた支援と違う」というズレが起きます。

採用コンサルに依頼する前の整理項目は『採用コンサルを活用する人事責任者が最初に整理すべき5つのこと』で詳しく解説しています。

RPOの導入を判断する基準は『RPOを導入すべき会社・すべきでない会社|採用責任者が見るべき判断基準』で詳しく解説しています。

法的な線引きにも注意する

採用支援を外部に依頼する場合、どこまで任せるかには注意が必要です。

厚生労働省は、求人者に代わって採用候補者を選定したり、求人者の判断によらず選考に関するメール返信などを行ったりする場合、実態として職業紹介に該当する場合があると示しています。外部に採用業務を任せる際は、業務範囲や判断権限を確認することが重要です。

特に、候補者の選定、合否判断、条件交渉、応募者への連絡をどこまで外部が行うのかは、契約前に確認すべきです。

「何となく採用を任せる」ではなく、業務範囲と責任範囲を明確にします。

まとめ

採用代行と採用コンサルは、似ているようで役割が違います。

採用代行は、応募対応や日程調整、スカウト送信など、採用実務を支援するものです。採用コンサルは、採用課題を整理し、採用要件、媒体選定、KPI、面接、内定後フォローなどを設計するものです。

採用担当者の工数が足りないのか。
採用活動の設計が弱いのか。
現場との認識がズレているのか。
応募後対応が追いつかないのか。

ここを整理したうえで依頼することが大切です。

外部支援を選ぶ前に、自社の採用課題を「実務不足」と「設計不足」に分けて考えてみてください。その整理ができるだけで、依頼先の選び方はかなり明確になります。

参考データ

この記事を書いた人

宮原健太

宮原健太

役職:代表取締役

経験:約4年間、求人広告代理店にて営業・広告運用・制作業務、および採用RPO・BPO業務に従事。大手〜中小企業など幅広く100社ほどの企業の採用を担当

この記事の内容を、自社の採用に当てはめて考えたい方へ

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