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公開日:2026.08.09 更新日:2026.08.14 [面接]

面接で求職者が見ているのは会社側の態度です|選ばれる面接の考え方

本記事のテーマに関連するサービスとして、株式会社ネオストナルでは採用支援サービスを提供しています。

面接までは進むのに辞退される」
「内定を出しても承諾されない」
「面接で何を改善すればよいのか分からない」

採用活動をしていると、こうしたご相談をいただくことがあります。

応募が来て、面接日程も決まり、実際に面接もできている。それなのに、面接後に辞退される。内定を出しても返事が来ない。こうした場合、求人条件や応募者の問題だけではなく、面接の場で求職者の志望度が下がっている可能性があります。

企業側にとって面接は、応募者を見極める場です。経験、スキル、人柄、勤務条件、定着可能性を確認することは大切です。

ただし、面接は企業が一方的に選ぶ場ではありません。求職者も会社を見ています。

面接官の態度はどうか。
話し方は丁寧か。
自分の話をきちんと聞いてくれるか。
仕事内容の説明は分かりやすいか。
質問しやすい雰囲気か。
この会社で働くイメージが湧くか。

求職者は、面接中の一つひとつの対応を見ながら「この会社で働きたいか」を判断しています。

アイデムの2025年7月調査では、応募後に選考辞退を検討する企業の対応として「連絡が遅い」が42.4%で最多でしたが、次いで「従業員の態度が悪い」41.2%、「不適切な発言をされた」34.2%も高い割合でした(※1)。つまり、企業側の態度や発言は、選考辞退に直結する可能性があります。

求職者は面接官を通じて会社全体を見ている

求職者にとって、面接官は会社の代表です。

面接官の話し方が丁寧であれば、「この会社は人を大切にしていそう」と感じます。逆に、面接官が高圧的だったり、雑な対応だったりすると、「入社後も同じように扱われるのではないか」と不安になります。

企業側は「たまたま面接官の対応が悪かっただけ」と思うかもしれません。しかし、求職者からすると、その面接官が会社そのものに見えます。

特に中小企業では、社長や現場責任者が面接を担当することも多いです。その場合、面接官の印象はより強く残ります。良くも悪くも、面接の空気がそのまま会社の印象になります。

選ばれない面接官に共通する態度

面接で求職者の志望度を下げてしまう態度には、いくつか共通点があります。

面接官の態度求職者が感じること
履歴書を読んでいない自分に関心がない会社だと感じる
面接開始時間に遅れる時間を大切にしていない会社だと感じる
高圧的に質問する入社後も詰められそうだと感じる
話を遮る意見を聞いてもらえない会社だと感じる
会社説明が雑入社後のイメージが湧かない
質問に曖昧に答える不安が残る
現場や社員の不満を話す職場環境に不安を感じる
合否連絡の時期を伝えない選考に不信感を持つ

どれも小さなことに見えるかもしれません。しかし、求職者はこうした違和感を積み重ねて判断しています。

面接では「見極め」と「魅力づけ」の両方が必要

面接では、応募者を見極めることが必要です。ただ、見極めだけに偏ると、求職者の志望度は下がりやすくなります。

たとえば、質問ばかりして会社説明がほとんどない面接です。

「なぜ応募しましたか」
「前職を辞めた理由は何ですか」
「長く働けますか」
「土日は出られますか」
「残業はできますか」

確認すべき内容ではありますが、これだけでは求職者にとっては評価されるだけの時間になります。求職者は「この会社で働く理由」を持てないまま面接が終わります。

面接では、企業側も伝えるべきです。

どんな仕事なのか。
どんな人が働いているのか。
入社後はどう教えるのか。
この仕事の面白さは何か。
大変な部分は何か。
どんな人が活躍しているのか。
会社として大切にしている考え方は何か。

求職者は、面接で会社のリアルを知りたいと思っています。見極めと同じくらい、会社を理解してもらう時間が必要です。

中小企業が面接で意識すべきこと

中小企業は、大手企業ほど知名度や福利厚生で勝てないことがあります。ただ、中小企業には中小企業の良さがあります。

社長との距離が近い。
現場の雰囲気が見えやすい。
仕事の幅が広い。
意見を聞いてもらいやすい。
転勤が少ない。
地域で長く働ける。
一人ひとりを見てもらいやすい。

こうした魅力は、面接で伝えないと求職者には分かりません。

求人票だけでは伝わらない会社の雰囲気を、面接官が自分の言葉で伝えることが大切です。きれいな言葉で話す必要はありません。むしろ、現場のリアルな話の方が伝わることもあります。

面接官が整えるべき基本

選ばれる面接にするためには、まず基本を整える必要があります。

面接前に履歴書や応募情報を確認する。
面接開始時間を守る。
最初に応募へのお礼を伝える。
面接の流れを説明する。
質問だけでなく会社説明も行う。
求職者の質問時間を確保する。
条件や仕事の大変な部分も正直に伝える。
最後に今後の流れを伝える。

これは難しいことではありません。ただ、実際にはできていない会社も多いです。

面接の質は、面接官の話術だけで決まるものではありません。準備、態度、説明、聞く姿勢の積み重ねで決まります。

選ばれる面接の基本|見られているポイントと整えるべき基本

まとめ

面接で求職者が見ているのは、会社側の態度です。

面接官の話し方。
説明の丁寧さ。
質問への答え方。
時間の守り方。
求職者への接し方。
会社の雰囲気。

求職者は、面接を通じて「この会社で働いて大丈夫か」を判断しています。

採用では、企業が求職者を選ぶだけではありません。求職者からも選ばれています。

面接後の辞退が多い、内定承諾率が低い、面接官によって対応にばらつきがある企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。
元求人広告代理店の目線で、求人広告・応募後対応・面接設計まで一緒に整理していければと思います。

参考データ

この記事を書いた人

宮原健太

宮原健太

役職:代表取締役

経験:約4年間、求人広告代理店にて営業・広告運用・制作業務、および採用RPO・BPO業務に従事。大手〜中小企業など幅広く100社ほどの企業の採用を担当

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