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公開日:2026.08.28 [採用]

採用ダッシュボードに入れるべき項目|人事部が毎月見るべき数字とは

本記事のテーマに関連するサービスとして、株式会社ネオストナルでは採用支援サービスを提供しています。

採用管理が属人的になっている会社では、月末になるとこうなりがちです。

「今月、応募って何件でしたっけ」
面接は何人しましたか」
「どの媒体から入社につながりましたか」
「先月より良くなっているんですか」

この質問にすぐ答えられない場合、採用ダッシュボードを作るべきです。

採用ダッシュボードとは、採用活動の状況を一覧で見える化する管理表です。

特別なシステムを入れなくても、最初はGoogleスプレッドシートやExcelで構いません。大切なのは、採用活動を「担当者の記憶」ではなく「数字」で見られる状態にすることです。

求人広告掲載件数は2026年6月時点で全体2,535,229件、前年同月比6.4%増とされています。求人が多い環境では、どの媒体に出したかだけでなく、どの媒体が面接・入社につながっているかを見える化する必要があります。

採用ダッシュボードで最初に見るべき項目

採用ダッシュボードに入れる項目は、最初から多すぎると続きません。

まずは、毎月この数字が見られれば十分です。

項目内容
採用職種営業、事務、介護、警備など
採用目標人数今月・今期で何人必要か
応募数何件応募が来たか
面接設定数何人と日程調整できたか
面接実施数実際に何人面接できたか
内定数何人に内定を出したか
内定承諾数何人が承諾したか
入社数実際に入社した人数
採用費媒体費・紹介料など
入社単価採用費 ÷ 入社数

この10項目があれば、採用活動の大枠は見えます。

媒体別に見ないと判断を間違える

採用ダッシュボードでは、媒体別の管理が重要です。

応募数だけを見ると、A媒体が良く見えることがあります。

しかし、実際にはA媒体からの応募は多いが面接につながらない。
B媒体は応募数は少ないが入社率が高い
C媒体は応募単価は高いが、経験者が多い。

このようなことはよくあります。

媒体応募数面接実施数内定数入社数採用費入社単価
A媒体50610100,000円
B媒体181031120,000円120,000円
C媒体8621150,000円150,000円

この表を見ると、A媒体は応募数だけなら良く見えます。
しかし、入社につながっていません。

採用ダッシュボードでは、応募数ではなく、面接・内定・入社まで見ることが重要です。

人事部が毎月見るべき率

人数だけでなく、率も見る必要があります。

計算方法見る意味
面接設定率面接設定数 ÷ 応募数応募後対応が機能しているか
面接実施率面接実施数 ÷ 面接設定数ドタキャン・辞退が多くないか
内定率内定数 ÷ 面接実施数採用基準に合う応募者がいるか
内定承諾率承諾数 ÷ 内定数魅力づけ・条件提示ができているか
入社率入社数 ÷ 応募数採用全体の効率を見る
入社単価採用費 ÷ 入社数費用対効果を見る

この率があると、月ごとの比較がしやすくなります。

応募数が増えたのに入社数が増えていない。
面接設定率が下がっている。
内定率が上がったが承諾率が下がっている。

こうした変化を見つけられます。

ダッシュボードには辞退理由も入れる

数字だけでは分からない情報もあります。

それが辞退理由です。

応募後連絡が取れない。
日程が合わない。
他社で決まった。
給与条件が合わない。
仕事内容が希望と違う。
勤務地が遠い。
家族に反対された。
面接後に志望度が下がった。

辞退理由は、採用改善のヒントになります。

Google re:Workでは、応募者体験について、応募受付から内定連絡までの一連のやり取りが候補者の企業イメージや内定承諾判断に影響すると説明されています。数字だけではなく、候補者がどこで不安になったかを残すことも大切です。

ダッシュボードを作って終わりにしない

採用ダッシュボードでよくある失敗は、作って終わることです。

表はある。
数字も入力している。
でも、誰も見ていない。
改善会議をしていない。
次月のアクションに落ちていない。

これでは意味がありません。

採用ダッシュボードは、毎月の採用会議で使うべきです。

今月の目標に対して進捗はどうか。
どの媒体が入社につながっているか。
どこで歩留まりが悪いか。
来月は何を改善するか。
経営層に何を判断してもらうか。

ここまで話して初めて、ダッシュボードが機能します。

まとめ

採用ダッシュボードは、採用活動を見える化するための道具です。

中小企業でも、最初はExcelやGoogleスプレッドシートで十分です。

採用職種、目標人数、応募数、面接設定数、面接実施数、内定数、承諾数、入社数、採用費、入社単価を毎月見るだけでも、採用活動の課題は見えやすくなります。

大切なのは、応募数だけで判断しないことです。
媒体別、職種別、工程別に数字を見ることで、改善すべき場所が分かります。

採用ダッシュボードを作りたい、採用数字を毎月管理したい、媒体別の効果を入社まで見たい企業様は、ぜひお気軽にご相談ください。

採用管理表・KPI設計・月次改善まで一緒に整理していければと思います。

この記事を書いた人

宮原健太

宮原健太

役職:代表取締役

経験:約4年間、求人広告代理店にて営業・広告運用・制作業務、および採用RPO・BPO業務に従事。大手〜中小企業など幅広く100社ほどの企業の採用を担当

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