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公開日:2026.09.18 [採用]

社員インタビューを採用に活かすには?人事が設計すべき質問と導線

本記事のテーマに関連するサービスとして、株式会社ネオストナルでは採用支援サービスを提供しています。

採用サイトに社員インタビューを載せている会社は増えています。

ただ、実際に読んでみると、少しもったいないものもあります。

「やりがいがあります」
「風通しの良い職場です」
「未経験でも安心です」
「先輩が優しく教えてくれます」
「成長できる環境です」

悪い内容ではありません。
ただ、これだけだと求職者の不安にはあまり答えられていません。

社員インタビューは、会社を良く見せるための記事ではありません。

求職者が「自分がここで働いたらどうなるか」を想像するための材料です。

つまり、採用に活かす社員インタビューでは、きれいな言葉よりも具体的な話が必要です。

社員インタビューの役割

社員インタビューの役割は、求人原稿では伝えきれないリアルを補うことです。

求人原稿では、仕事内容や条件を整理して伝えます。
社員インタビューでは、実際に働く人の目線で仕事を伝えます。

たとえば、

なぜ入社したのか。
最初に不安だったことは何か。
入社後、どのように仕事を覚えたのか。
どんな時に大変だと感じるのか。
どんな時にやりがいを感じるのか。
どんな人が向いているのか。
入社前に知っておいた方がよいことは何か。

こうした情報は、求職者にとってかなり参考になります。

アイデムの調査では、求人応募前に企業のホームページを探す人が32.4%、企業の口コミを探す人が19.1%いました。社員インタビューは、求職者が会社を調べる時の重要な判断材料になります。

ありがちな社員インタビューの失敗

社員インタビューでよくある失敗は、会社目線の内容になりすぎることです。

会社の良いところだけを語る。
抽象的な言葉が多い。
全社員が同じようなことを言っている。
仕事の大変な部分が出てこない。
応募につながる導線がない。

これでは、採用には活きにくいです。

求職者が知りたいのは、「本当に自分に合うか」です。

良いところだけではなく、大変なところも含めて知りたい。
未経験から入った人がどう慣れたのか知りたい。
どんな人なら続きやすいのか知りたい。
面接前に何を準備すればよいのか知りたい。

そこに答える記事にする必要があります。

人事が設計すべき質問

社員インタビューを採用に活かすなら、質問設計が大切です。

質問伝えられること
入社前はどんな不安がありましたか求職者の不安に寄り添える
入社の決め手は何でしたか応募・承諾の後押しになる
最初の1か月はどんな仕事をしましたか入社後の流れが見える
仕事で大変だったことは何ですかリアルさが出る
それをどう乗り越えましたか教育体制や周囲の支援が伝わる
どんな時にやりがいを感じますか仕事の魅力が伝わる
どんな人が向いていると思いますかミスマッチ防止になる
入社前に知っておいてほしいことはありますか期待値調整ができる

特に「大変だったこと」と「どう乗り越えたか」は重要です。

大変な話だけだと不安になります。
良い話だけだと信頼されません。

大変なことと支援体制をセットで伝えることで、求職者は現実的に判断できます。

職種別に聞く内容を変える

社員インタビューは、全職種で同じ質問にしない方がよいです。

営業職なら、目標、商談、顧客対応、評価制度。
事務職なら、正確性、電話対応、社内連携、繁忙期。
介護職なら、利用者様との関わり、身体的負担、夜勤、資格取得。
警備職なら、現場環境、研修、年齢層、待機時間。
飲食店なら、ピークタイム、シフト、人間関係、接客。

求職者が不安に思うことは、職種ごとに違います。

社員インタビューは、職種ごとの不安に答える内容にするべきです。

採用導線まで設計する

社員インタビューは、記事を載せて終わりではありません。

どこで見てもらうか。
見た後にどこへ進んでもらうか。

ここまで設計する必要があります。

掲載場所使い方
採用サイト職種紹介ページからリンクする
求人広告会社紹介欄から誘導する
面接案内メール面接前に読んでもらう
内定後フォロー入社前の不安解消に使う
SNS短く切り出して発信する
スカウト文面候補者に会社理解の材料として送る

特に面接前に送る使い方は有効です。

「当日は仕事内容について詳しくお話しします。事前にこちらの記事もご覧いただくと、働くイメージがつかみやすいと思います」

このように案内すれば、面接前の理解が深まります。

Google re:Workでは、候補者に対してタイムリーに情報提供することや、コミュニケーションを改善することが応募者体験に関係するとされています。社員インタビューも、面接前や内定前の情報提供として活用できます。

数字で効果を見る

社員インタビューの効果は、感覚だけでなく数字でも見ます。

記事の閲覧数。
平均閲覧時間。
求人ページへの遷移。
応募ボタンクリック。
面接前の閲覧有無。
内定承諾率。
面接時の感想。

「社員インタビューを読んで応募しました」
「働く人の雰囲気が分かって安心しました」
「大変な部分も書かれていて信頼できました」

こうした声も効果測定の材料になります。

まとめ

社員インタビューを採用に活かすには、きれいな会社紹介で終わらせないことが大切です。

求職者が知りたいのは、入社後のリアルです。

入社理由。
最初の不安。
仕事の覚え方。
大変だったこと。
乗り越え方。
やりがい。
向いている人。
入社前に知っておくべきこと。

これらを質問に入れることで、社員インタビューは応募前・面接前・内定前の不安を減らすコンテンツになります。

社員インタビューを作るなら、記事単体で終わらせず、求人広告、採用サイト、面接案内、内定後フォローまでつなげて活用してみてください。

この記事を書いた人

宮原健太

宮原健太

役職:代表取締役

経験:約4年間、求人広告代理店にて営業・広告運用・制作業務、および採用RPO・BPO業務に従事。大手〜中小企業など幅広く100社ほどの企業の採用を担当

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